定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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寿命の不思議❓(瀬戸内寂聴さんは母と同年齢)


<綺麗な薔薇にも寿命はある>


朝日新聞に月1連載の、瀬戸内寂聴さんのエッセイを読んだ
(2021年5月13日)
「残された日々」 『思いがけず 何という運命』と、長寿の不思議を述べている。


波乱万丈の人生を送られてきた寂聴さんは、母と同年齢で、今年白寿の99歳になられる。
そして、母と同じく、生まれつき病弱体質の上、異常な偏食で、親も長命を望まず、我が儘をつい許してしまったので、偏食が酷く煮豆しか食べない子だったと。


私の母は、97歳で寿命が尽きたが、やはり未熟児で生まれ、産婆さんが育たないと言うので出生届を出さず、戸籍の誕生日が実際より遅くなっていた。
小児ぜんそくが酷く、学校は休みがち、末っ子で甘やかされて、偏食だった。
味噌汁、納豆、生卵、魚、酢の物、糠漬けが嫌い(和食が嫌い?)
卵焼きと焼タラコだけ食べていた。
果物も嫌いで(メロンだけ食べる)
偏食のせいか、料理も大嫌いだった(笑)
そして、ヘビースモーカーだったけど、97歳まで生きて、最後の1年は車椅子だったが、ずっと元気に動け、身長も163cmもあった。
(107歳で亡くなった吉行あぐりさんも163cmだったらしい)


今、BSで朝ドラ「あぐり」の再放送観ているの。


本当に、人の寿命は分からない虚弱で病気がちの人が、意外と長命で、頑健な人がコロッと亡くなったりする。


寂聴さんがしみじみおっしゃっている
「人間百歳まで生きることは、なかなか大変だと思い知った」
私の父も、絶対百歳まで生きたいと言っていたのに、母の後を追って、あっという間に99歳で逝ってしまった。
あと、少しだったのに残念だった。


寂聴さんは「さて、いつ死ねることやら、ああ!」とおっしゃるが、頑張って百歳を迎えて欲しい。


※ 寂聴さんは2021年11月9日 99歳で亡くなられました



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