定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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女の子も男の子も、目標は、同じはず❓


孫チビ子家のモッコウバラ

黄色が早く咲き、白はこれから



大正生まれで、100歳近くまで生きた私の両親は、考え方が、進歩的だった?
私と弟の教育には、とても熱心で、大学進学は当然だった。
(弟はT大で、私は3流私大だけど)
私は、弟より学費が掛ったが、文句を言われたことはない。
(それは感謝?)
でも、昔人間の両親は、家事は弟にはさせず、偏食も許し、私には、女の子は食事の好き嫌いはダメと不公平だった。(笑)
(食事を作る人が好き嫌いががあるのは食事が偏るから?母は凄い偏食なのに?)


母は、結婚前に教職を辞め(戦時中勤労動員を避けるためになった、戦後すぐ辞めて)
花嫁修業をし、見合い結婚し、専業主婦となったことを、一生後悔していて、私に、仕事を続けることを勧めた。


私ばば(71歳)の時代は、まだまだ、大卒後就職しても、結婚で辞めるのが一般的。
(良家の子女は卒業と同時に結婚も)
私より、優秀な友人たちも、99%は専業主婦となった。


戦前の農業中心の社会では共働きは当たり前。
(お店や家内工業でも妻は働いていた)
それが産業構造の大きな変化で、雇用労働者が多数派となり、専業主婦と言う名のサラリーマンの妻がどっと生まれた。
とりわけ高度成長政策は、夫たちをモーレツな企業戦士に仕立て、妻には銃後を守る役割が期待され、核家族のマイホームを守る専業主婦は、幸福のシンボルとなる。


生来、怠け者のばばは、働くのも好きでない(笑)
ところが、周囲の大反対を押し切って
(何を迷った?)
あまり裕福ではない(失礼)夫じじと結婚してしまったので、
仕方なく、仕事を続けた?
(恵まれた職場ではあった)
でも、出産、育児、夫の転勤など、何度、辞めようと思ったか。


そのたびに、母は、頑張れ、絶対仕事を手放すなと励まし、子育てを手伝ってくれた。
父も、女が働くことには、肯定的?
夏休みは、子ども達を実家で預かり、良く面倒を見てくれた。


我が儘で暴君の夫のことは、両親は気に入らなかったので、
もし離婚しても、生活に困らないようにとの、思惑もあったのかもしれない?
離婚はしなかったけど、定年後、楽しく生活できているのは、やはり働き続けて、自分のお金をしっかり持っていることが大きいと思う。


そして、この歳になって、思うのは、男女の差なく自立して生活できる能力仕事も家事もできるを身に着けることは必要で、
そのための、教育、子育てが重要なのだということだ。
実際、今は、男女とも単身で生活する人が増えている。
男女の差はないのだ。


でも、日本の女性の地位が、世界で低いと言われるのはなぜだろう?
結局、親も、女性自身も、一番大事な、経済的自立を目指さないからだと思う。
昔と違い、家事の負担は少ない
(家電や買い物が便利になって)
保育園や学童保育も充実してきている。
(母親が暇で、過保護過干渉になる場合も)
そして、海外では、専業主婦が日本ほど多くないのでは?


もちろん、長時間労働をなくす必要もある。
みんなが働けば、労働時間も変わるのではないか?
私の娘は、当然のように働き、夫と家事も分担している
(不満はあるみたい?)
孫チビ子に望むのも、完全な自立だ!
異論はあるだろうが、私は、経済的な自立なくして、女性の地位向上はないと思っている。


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