＜花も色々、人も色々＞

私ばば（７２歳）の世代は、お見合い結婚が主流、同級の友人達は、ほとんどがそうだ。
お見合いだと、似たような価値観の者同士だから、不満はあっても、添い遂げるのが普通だ。

私の９２歳の叔母は、若い時、珍しい恋愛結婚をして、数年で離婚後、ずっと独りで、仕事も続け、元気に楽しそうに暮らしていた。
自分で決めた結婚、離婚だから、後悔はなかったのだと思う。

仕事で知り合った友人知人は、恋愛結婚組が多い、上手く行っている人もいれば、失敗している人もいる。
中で、私が、感銘を受けているのは２組
１組は、夫婦別姓を実践したのか、ずっと籍を入れず、事実婚のまま、子どもは居ない。
マンションは共同名義で買い、相続に問題ないように、遺言も作っている。
（兄弟に遺留分はないから相手に行く）
この夫婦は、両方とも友人なのだが、ある時、男性の方がポロっと、子どもは居たほうが良かったかもと漏らした。
（難しい）

もう１組、結婚してお子さんも居るのだが、夫が若くして精神を病み、仕事も辞めて、実家に帰ってしまった。
（実家はしっかりしていて、頭脳は？優秀な夫）
彼女は一人で、仕事して、子どもを育て上げ、結婚もさせたが、何十年も一緒に暮らしてない夫とは離婚していない。
（尊敬できる部分もある夫だと）
ずっと、自分の扶養家族にして、縁を切っていない。
子どもの結婚にも、父親は居るし、税金の控除も受けられる。
夫は障碍者年金も手当も受けて実家で生活しているのだから、経済的には問題ないし、扶養家族が居るのって有利になる。
（税控除は、保険料等すべてに関わる）
（賢い）
簡単に、夫を切り捨てないで、自分の結婚の選択に責任を全うしたとも言える。

私は、夫が家族を扶養するのが、当たり前と言うのは、不遜だと思っている。
妻だって、家事と育児を負担しているからと言われるけど、男女にかかわらず、１人で仕事も両方することだってできるのだから。

そして、お見合い結婚も、今の日本では強制ではないから、自分の判断、選択で、自分の責任。
（失敗しても、泣き言は言わない）
お互い、不満があっても、喧嘩しながら、まあ良いかと、折り合う（笑）

どんな結果でも、すべて、自分で選んだものだ❓

でも、人生の最後に、幸福だったと言いたいなあ！