「50歳からの孤独入門 」齋藤 孝 著を読んだ📚
寒いし、コロナのオミクロン株で、家籠りのばばは、本を読む。
「声に出して読みたい日本語」のベストセラーやTVでもおなじみの、齋藤 孝 先生著
『50歳からの孤独入門 』(朝日新書) を読んでみた。
70歳からだけどね(笑)
50歳は、まだ色々忙しくて(モテて?)孤独なんて感じていなかった。
今は、70歳を過ぎて、仕事も子育ても、親の介護もすっかり終わり、身軽になって、孤独と言えばそうだけど、スッキリして、快適な生活だ。
著者は言う。
「50歳とは、会社での立場が頭打ちになったり、子どもが進学や就職、結婚などで親元を離れ、両親を看取る状況も、友人との悲しい別れ、熟年離婚もあるかもしれない。
50歳を過ぎるころには、多くの人が孤独感を抱えることになります。」
ちょっと50歳では早いと思うけど60歳では分かる。
「老いと死が見えてきた50歳以降の孤独との付き合い方は、生と死の折り合い、つまり最期は自分一人で死んで行かなければならないという覚悟を培うことです。」
これは、70歳のばばは、激しく同意。
そして一番共感したのは、
「孤独への特効薬はなんと言っても読書です。読書は一人でやるものですから、一人の時間が多いほどありがたい」
一人の時間は楽しいもの!