定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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長生きの秘訣(父の場合)👴

私の父(享年100歳)はかなり個性的、つまりかなりの変人だったと思う
戦後のどさくさで結婚した時も、私が生まれた時も、無職だったらしい
まあ、無職の男と結婚する母も、かなりの者だが



そして、何とか安定した職に就いて、何とか定年まで勤め上げたのだが、転勤が当たり前の仕事で、断固転勤拒否、首にはならなかったが出世もしなかった
そして、世の中の常識と言うものを全く気にしていなかった⁉


行事は嫌い、元旦でさえも365日の中の一日に過ぎないと言った
冠婚葬祭も嫌い、結婚式も葬式もくだらない、もちろん、神社仏閣にお参りもしない
(私は七五三も成人式もしていない、もちろん我が子にはした)
仕方なく、お付き合いで参加しなければならない時はしていた
友人も私が知る限りでは、ほとんどいない


新しモノ付きで、近所で一番早くテレビを買った
(東京から風呂敷に包み担いできた)
車も電話もまだ珍しかった時に手に入れた
(お金なんて考えない、欲しいものは欲しいのだ)
そのお陰で、母の財テクが上達した?(笑)
トイレを水洗にしたのも早く、ウオッシュレットは発売された最初の機種を付けた
好奇心は旺盛で、山のように本を買い、毎週週刊誌を立ち読みするから、何でも良く知っていた(最新芸能情報も)


そして、絶対死にたくないのか、病院、薬が大好き
入院、手術も大好き(笑)
90歳過ぎて、医者が高齢なので無理に手術しなくてもと言うのを、頼み込んで、痔の手術とヘルニア(脱腸)の手術をした
困ったのは、風邪で少しの熱でも大騒ぎをして、入院させろと騒ぐこと


人生はとっても楽しくて、永遠に生きていたいと思っていた⁉
私が父から学んだこと、生への執着、絶対死なないと思えば死なないらしい。


多分、今でも、本人は、死んだと思っていないのでは?


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