我が家の定年後の家計は、引き続き妻ばばが担っている。
夫じじの企業年金は、税や健康保険料の負担を少なくするため一時金で貰った。
そのため、夫も妻もほぼ同額の年金である。
二人とも扶養なしだから、
引かれるものが多く、手取りは大した額ではない。

夫じじは、下手なゴルフが趣味だ、月３回は日帰りで、年に４,５回は泊で。
後、月３回くらいの麻雀、週３回のパチンコ、たまに友人達との飲み会。
それで、前に書いたシルバーでのアルバイトで、月7，8万（自分の小遣い）程度は収入がある。
そのほかに、足りなければ使って良い小遣い口座として300万は与えてある。
時々チェックするが、そんなに減ってはいない。
これは、母の教え、「旦那様の小遣いはケチってはいけない」を守っているため（笑）

私ばばの小遣いは、ほとんどいらない。
定年までは美容院（１回１万５千）もネイル（１万）も行っていた。
仕事を辞めてからは、必要ない、髪も近所のカット専門店で1,500円（１０分の１）で、しかも上手なのだ。
ネイルも面倒で止めた。
最近のグレーヘアの流行に乗って、染めるのも止めたから簡単。
友人達は、女性でもなぜか薄毛に悩み高価なウイッグを買ったりしている、
若い時は多過ぎて嫌だった私の髪も今となっては安上がりで良い。

化粧品も、海外ブランドや高級品も沢山使った、
たまたま、ＳどうとPーらに勤めていた二人と知り合いになり、話を聞いたことがある、
値段の差ほど原料費の差はない
イメージアップの宣伝費
デパート等の店舗維持費
美容部員の人件費
の違いだと教えられた
確かに、私の肌は庶民的なのか、高い物を使って合わなかったことも多い。
化粧水はドラッグストアで売っている千円以下のモノでいろいろ試してみて、一番合っている製品を長年愛用しています、
（確か600円）
クリームはニベア、これは美容師さんに教えられた。
でも、外出の時持って出るコンパクトと口紅はシャネルです
（免税店で買う）
一応、見栄を張って（笑）

付き合いで、買い物したり、お茶をしたりすることも減ったので、私の小遣いは大幅に減っている。
（家でゆっくりティータイム）
読書は好きだが、本はすべて図書館でリクエストして読む。
（ネットで新刊チェックも予約もできる）
父のどうしようもない蔵書の山を見て、買うのは止めた。
（処分が大変）
本当に、年を取るとデパートに行っても欲しいものがないのだ。

モノより、経験、旅行したり、美味しい物を食べたり、友人と会ったり、残らないモノにお金を使いたい。