私ばばの友人は、専業主婦も多いし、ずっと仕事を続けてきた人もいる。
その子どもたちは、母と同じ道を選ぶか、違った道を選ぶのか興味深い。

母は専業主婦だったのに、自分は結婚しても仕事を続けるという娘（優秀な方が多い）もいる。
母は、バリキャリ（バリバリのキャリアウーマン）なのに、専業主婦を選ぶ娘（専業妻を選ぶ息子）もいる。
私の従妹（80歳）は、まだ現役の医師なのに、娘は高い学費をかけて資格を取って、専業主婦になっている。
（少しもったいないが本人の意思だから）

ばばは、あまり働き続けるつもりは無かったのだが（怠け者なので）、
専業主婦を後悔していた母の強い後押しで、なんとなく定年まで行ってしまった。(笑)

自分の娘には、生き方を押し付けるつもりはなく、好きにすれば良いと思っていた。
30歳まで学生だったし、結婚は34歳と遅かったが、子どもを産んで、半年休んだだけで仕事復帰した。
なんで、仕事をするのと聞いたら、「自分の能力を社会のために役立てなきゃ」と偉そうなことを言ったが、
「実はママ（ばば）を見ていて、仕事と家庭の二つを持って、楽しそうだったから」と思いがけないことを言われた。

母は、必死で髪振り乱して生活していたのに、子どもの目には、大変ではなかったのか？と意外だった。
（子は放ったらかしで、ロクな弁当も作れなかったし、凄く負い目があるのに）

息子はまだ独身で心配だが、結婚相手は同業の人が良いそうで、もちろん共働きだと。

子育てに、後悔ばかりのばばだが、結果は、そんなに悪くなかったのかもしれない。