恵みの雨が凶器になる
豪雨による被害が広がっている。
熊本、福岡で死者が多く、岐阜や長野でも川の氾濫や土砂崩れで、多数の住民が孤立している。
雨も川も、本来なら作物の恵みをもたらすもの。
それなのに、命を脅かす凶器となるのだ。
こんなに、文明や科学が進歩しているのに、自然の脅威には、なすすべもない。
なんだか、無力感を感じて仕方ない。
人は、思いあがってはいけないのだ。
本来なら、味方のはずの、人(夫婦、親子、兄弟、友人)が、災いをもたらす者になることがある。
沢山有って、幸福になるはずの、お金や、才能や、能力も、使い方によって、必ずしも良い結果にならないこともある。
長い人生の間には、良いことも悪いこともあって、終わるまで分からないものだと思う。
出来れば、最後に向かって、良い方向になるのを祈るばかりだ。