定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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母はお世話になったホームで最期を看取られ幸福だった👼

母は、88歳の骨折と心臓手術を機に、実家近くの有料老人ホームにお世話になっていました。
当時90歳の父は元気でしたが、二人暮らしは無理と判断したからです。
私達子ども(姉弟二人)は東京で仕事をし家庭を持っています。
呼び寄せる提案もしたのですが、断固拒否、幸い、実家から徒歩15分
(父は昼間は、実家に行って自由にできる)の所に良いホームがありました。
(夫婦部屋だが、寝室は二人別なので、ゆっくりできる)
建物、設備はもちろん、経営者、職員、すべて良いホームです。
入居して10年目なのですが、ずっと勤続されている方が多い。
いつ行っても、建物は清潔職員の方の笑顔がある。


そして、父は、自家用車も家具も持ち込み、外出も自由
(要介護の方と元気な方が階や食堂が違っても、一緒に居るのが良い)
新聞も、部屋まで配達してもらい、TVも何時までも好きに観れる。
冷蔵庫に好きな飲み物や果物、珈琲もお茶も好きな時に、出かけるときは、タクシーを呼んでくれる。
お掃除、洗濯(別料金だけど)も自分でしなくて済み、お花見や行事もあって、退屈しない。


最近は、食事が自分で摂れない母に、介護士さんがゆっくり上手に食べさせてくれた。
(誤嚥を防ぐためお茶までとろみをつけてくれ)
ほぼ寝たきりの母に床ずれが出来ないように、体の向きを1日に何度も変えてくれた。
(お風呂も寝たまま入れる設備で身体も清潔)
たぶん、家で家族が看ていたらこんなに長生きが出来なかったと思う。


食事もバランスを考えた良いもので、毎朝、看護士さんが血圧や体温を測り、何かあると、直ぐ往診の先生が来てくれた。
最後の日も、夕食を全部頂き、父と機嫌良くゆっくり過ごして就寝、夜中に見回りの方が母の手がベッドから力なく垂れているのを発見、直ぐ看護士さんを呼び臨終が確認されました。
(早朝、先生も来てくれた)
本当に、安らかに眠ったままの最後でした。



元気だった父母も、これだけ長生きですと、最後は二人とも車椅子、オムツとなり、家族での介護は不可能でした。
これからの人生100年時代、老人介護問題は大きいと実感しています。


私自身も、真剣に考えなければ。

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