私ばばが、長年、仕事をしながら、考えていたことは、何しろ怠け者だから(笑)
何とか楽をして、良い結果を出すこと。

出来るだけ、無駄な作業や、無駄な時間を省きたい。
家事も同じだ。
自分の体は一つだし、1日の時間は24時間しかない。

仕事では、自分の意見が通らないことも多いから、無駄だなあと思うことも仕方なかった。（無駄な資料や会議は多かった）
でも、家事は自分の裁量が利く。

子ども達が小さくて、夫が単身赴任で不在の時は、他人の手を借りた。
私が夕食の支度をしている時、子守をしてもらう家庭教師
（勉強より遊んでくれれば）を頼んだ。
落ち着いて料理が出来て、子供を叱らなくて済む。

定期的に部屋の掃除をプロに頼む。
（ピカピカのお風呂に入りたい）
このお掃除の人は、初め2人で来ていて、帰りにお茶でも飲んでと一人千円づつチップ？を上げていたら、どんどん人数が増えて、最後には狭いマンションの掃除に6人も来る(笑)
あっという間に、部屋はピカピカになるけど、既定の料金は同じでも、チップ代が6千円は増えてしまう。
でも、時間が余るから、子供部屋のベッドメーキングやおもちゃの整理整頓までサービスでしてくれた。
結果、快適な生活ができるのだから費用対効果は高い。

私はケチだから、無駄遣いは嫌いだが、他人にケチなことはしない。
母の教え、「交際費はケチるな」と、「今を見るな先を見ろ」は本当にその通りだと思う。
目先の損得だけを考えるな、と言うことだと思う。
共働きは、無駄な出費も多いが、子どもの小さい時は自分の給料は残らなくて良い、先々年金や退職金になるのだから頑張れと言われた。

つくづく、母は賢い人だったと思う。