定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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幸福な老後に必要なモノ①お金(両親の場合)

幸福な老後に必要なモノは3点、お金、健康、人間関係に恵まれること
両親を観ていると、本当にその通りだと思う。
中でも、一番大事なのは、お金、お金が無ければ、健康も、良い人間関係も手に入れるのは難しい。
両親の家計管理は母がすべて担っていた
父は真面目に働いてはいたが、家計は母任せ、無責任
(最後まで、自分のお金が幾らあるか知らなかった)
好きなものには我慢せず使う
(お金がなくても関係ない)
平凡なサラリーマンの家庭で、子供二人を東京の大学に出し、やりくりは苦労したと思う


そんな母は、父が定年55歳を迎えた時、
「お父さん元気だし、退屈するから働いた方が良いよ」と関連会社が迎えてくれた仕事を勧めた
当時は、周りの人から、定年後も働かすなんてひどいと言われたそうだ
父は65歳まで勤め、その後頼まれて、アルバイト程度に70歳まで仕事をしていた。
(好きな仕事はした)
おかげで、年金が多い、母が少しだけ任意で掛けた国民年金と合わせて30万弱で生活している
こんなに長生きなのだから、母の選択は正しかった。


そして、母の凄い所は、父が55歳で退職金全額150を頭金に借金をして、東京で、家賃1万円の風呂なしボロアパートで暮らしていた、私達姉弟に、その頃、出来始めたマンションを買った。
マンションは、駅近で良い場所だから、今も人気のビンテージマンションとなっている。
私達が新婚の頃住み、今は孫が使っている。
家賃の節約と大きな投資にもなった。
そのうえ、父60歳で、家をリフォームでなく、新築している
(30年間、快適に住んだのだから正解)


そんな母の口癖は、「今を見るな、先を見ろ」
ケチってはいけないのは、教育費交際費投資)の三つ(3K)」
そして、資産を、現金、不動産、株と見事に三分の一に分散していた。


平凡なサラリーマンと専業主婦の家庭なのに(二人とも親からの遺産は0)
父90歳で二人で老人ホームに入居した時点で、入居金600万(田舎なのと高齢なので二人分で安かった)を払って、
残りの現金(普通預金)は3,000万あった。
(株等は別)
それから10年、年金だけでは足りない費用(実家の維持費、入院費等含)で1,000万は使ったが、
100歳時点でまだ2,000万は残っている。
後、どれだけ長生きしても、大丈夫ですよ。


経済的に負担がないから、遠距離介護も何とか出来るのだと思う。


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