夫のお金問題の続きです。
貸したお相手が、電話にも出ず、メールにも応答なしで、心配になった夫じじは、ご自宅を訪ねることにした。
（今は、コロナとかあるし元気なのか？と）

暇なばばは、ドライブがてら付いて行った。
（じじが、トラブルになったら心配だし）
お宅は、駅近で、なかなか良い場所だった。
夫は、良い家に住んでいると言ったが、とんでもない。
趣味で？沢山の住宅を見てきたばばには、典型的な負のオーラ満載の家。

良い天気なのに、窓に雨戸が下りている。
（暗い家の中で過ごしている？）
玄関に、枯れた植木鉢。
築30年は経っていそうだが、建物に手を入れた様子はない。
処分すれば、土地値だけだ。
（不動産屋か？）(笑)

家は、住む人が愛情を持って、大事にしていると、旧くても、美しく暖かい雰囲気がある。
なんだか、荒涼とした風をまとった家だ。
奥様が出ていらしたが、取りつくしまもない。
（悪いけど素敵な人ではなかった）
主は、お元気らしいが留守？
（居留守？）

ばばは、じじに言った。
もう、関わらない方が良いよ。
マイナスの運気がうつる。
それにつけても、いい歳をして、人を見る目のないじじであった。(笑)