＜国産ワインも種類が多くて美味しい＞

気になる記事を見つけた。
８月２７日朝日新聞、経済欄「投資・教授の見方」大正大学松崎康弘教授が書いている。

世界各地の異常気象、欧州の大洪水、地中海沿岸の猛暑、山火事、森林火災。
北極圏でも、33.5度を記録した。

異常気象は、ブドウ農家にも打撃を与え、仏農業・食料統計局は、2021年の国内ワイン生産量が、前年比24～30％減との見通しを発表した。
この落ち込みの要因は、4月上旬の遅霜、「21世紀の最大の農業惨事」とも。
遅霜は、発芽の早いシャルドネやメルローの品種を直撃、シャンパンの産地シャンパーニュ地方では、30％のブドウが被害を受けた。
この原因は、「地球温暖化の影響」との見方が支配的。

ワインの値段が上がって？お好きな方には大問題だけど、それだけではない。
日本だって、異常気象や自然災害は、農作物にも大きな被害をもたらしている。
気候変動の脅威に立ち向かうには、世界が一致団結して「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」
に取り組まなければならない。
困難な問題だが、私達に密接な関係があると思う。