友人からメールが来た。
故郷のお母様が亡くなった。
4月に、防護服を着て、短時間だけ面会できたが、その後の自粛で、帰れない。
結局、葬儀は、同居しているご兄弟家族だけで行い、東京に居る子どもや孫は参列できなかった。（コロナで亡くなったわけではないのに、そこまでするのは？と思うが）

大体、罹っていても無症状の人も多いらしいのに、この間の山梨県の実家に帰省した20代女性への集団リンチみたいな騒ぎはおかしいと思っている。（そもそも山梨だからPCR検査を受けられて分かったが、東京では受けられないから罹っていても知らずにウロウロしている人は沢山いる）
本当に、戦争中の隣組や自警団の集団ヒステリーのようで嫌だ。
良く分かっていない事への恐れで、ハンセン病を忌み嫌って村八分にしたのと同じだと思う。
騒いでいる人の中にも、感染している人が大勢いるかもしれないのに？（早く正確な抗体検査が出来ると良い？）

ネットで観た記事、参考に
※2020年5月12日 · メディア,オピニオン　医療法人社団悠翔会　佐々木　淳

PCR検査が陽性になったとしても、実際に新型コロナに感染している確率はわずか6.5％、つまり15人中14人は、検査結果が陽性であっても、新型コロナではない、ということになります。
逆に、新型コロナに感染しているのに検査結果が陰性になる人が30％もいます。
との説です。※

まだまだ、正確なことは分からないが、鎌田實さんが言っていた、かなり多くの人が、「他者を非難することで、自らの恐れやストレスから逃れようとしている」と同感。

とにかく、家族が、最後のお別れができないのは、なんとも寂しく、悲しい。
今は、結婚式も告別式も法事も、お見舞いも出来なくて、人とのお付き合いが途切れている。
私だって、徒歩3分の近くに居る孫チビ子に会うのは、スカイプだけ(笑)つまらない。

しみじみ、社会には、人間関係は重要だと思うし、もう少し冷静になろうと思う。