夫じじはTVが大好き？朝起きたときから、夜寝るまでほぼすべての時間、観ていなくても、昼寝中でも（笑）TVをつけている。
これは、子どものころからの習慣。
じじの実家は、義母が家で小商いをしていたから、一般家庭にTVはまだ珍しい時代、お客さんへサービスの意味もあって、一日中つけっぱなしだったのだと思う。
じじには、TVの音が、欠かせない、バックグランドミュージックなのだ。

私の実家では、あまりTVを観なかったので、今でも、そんなに観る方ではない。
朝のTV小説も、大河ドラマも観ない。（続きを観るのが面倒なの）
地上波で毎週観ているのは、俳句の夏井いつき先生の出る番組だけ。（俳句は難しくて分からないけど）

好きなのは、BSが多くて、4チャンネルの「こころ歌」古い唱歌とか懐メロを声楽家の方が歌う番組、これは父に教えてもらって、観るようになった。
あと、懐かしのフォークソングとか、ムード歌謡とかの特別番組も好き。

5チャンネルの「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」ヒロシさんが、世界中の普通の食堂で食事をする、あまり美味しそうでないものに遭遇するのも面白い。
そうそう、地上波のキューピー3分クッキングは、欠かさず観る、簡単で美味しい料理をモットーにする、ばばにはぴったりなのだ。

やはり5チャンネルの「ウチ断捨離しました」やましたひでこさんが、悩むお宅を変える番組なのだが、あまりに酷いお部屋が多くて、怖いもの見たさで思わず観てしまう。
7チャンネルの「劇的ビフォーアフター」の再放送も観る。

今週は、3チャンネルのNHKプレミアムでマチュピチュ大中継2時間を、6チャンネルの「地球絶景紀行」でロシアのサンペテルブルクも観て、旅行を思い出して懐かしかった。

こうしてみると、自分の好みが分かる、旅と、歌と、食べること、それと住まいに関心があるのだ。
今は、良い時代、家に居て、自分の関心のあることを楽しめる。
もちろん、ネットで、なんでも調べられるし、老人にとって嬉しいことが多い。
便利な時代に生きられて、しみじみ幸福だと思う。