定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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子育てを考える👶「母と息子の日本論」 品田知美著を読んだ

先日、図書館で借りた本は、「ドリトル先生航海記」と「母と息子の日本論」
ジャンルが広い❓

「母と息子」の日本論 品田知美著
【内容紹介】
母は甘やかなのか、重たいのか?
成績がよいことですべてが免罪される男たち。
それを支える母と息子。
その濃密な関係が日本社会の骨組みを作っている。
甘えさせ、かいがいしく世話を焼き、その実、息子を地位達成に駆り立てる母親。
外での仕事から結婚や出産で家の中に「転職」した女性たちにとって、今度は子育てが「仕事」となる…
——男性にとって女性は恐るべき母でしかないとしたら、
社会の中での女性への差別もミソジニーmisogyny (女性嫌悪 、女性蔑視)も当然かもしれない。
【目次】
まえがき
第1章 母親業はやめられない——過酷で甘美な母というお仕事
第2章 母は捧げる——自己犠牲という弱者の戦略
第3章 母の愛は有償である——イエの継承者をつくる
第4章 イギリスに「いい息子」はいない?——ジェントルマンの予備軍たち
第5章 母は稼いで世話もする——「ダメ息子」と「しっかり娘」のお約束
第6章 恐れられる母は女性蔑視を生む——マザコンを隠蔽するセクハラ
第7章 繭のなかから世界を眺める——幽閉される息子たち
第8章 豊かな世界と「ママっ子男子」の登場——友だち化する母と息子
第9章 「教育ママ」の現在と未来——マニュアルをつくる母親たち
第10章 母は見捨てる——切断する母の論理
第11章 母の喪失と崩壊——「父」なき社会の底知れぬ不安
終章  母と息子が離れるとき、日本は動き始める
あとがき

<庭に咲いたシモツケの花>


私には、既婚の娘と、娘の下に、今年40歳になる息子(独身)の二人の子どもがいる。
息子は、ずっと一人暮らし、まあ、一応、自立はしているが?少しは心配もある⁈
正直に言うと、娘は、もう別の家庭の人?私に、責任はないと思っている。
今の私は、夫と二人暮らしで、大変気楽(笑)
もう、自分達だけのことを考えていれば良い。


でも、独りでフラフラしている?息子のことは、時々思い出して(笑)
少しだけ、気がかりだ。
結婚しても、しなくても?良い相棒が居て、自分の巣?を作ったほうが安心できると思うのだが。
(同じ歳の星野源さんも結婚したし!)


長子で、ボケーとしていた娘と違い、次子で、しっかり、要領が良い息子は、小さい時は手がかからない良い子?で、私は安心、手抜きをしたのかもしれない。
まじめで、お行儀が良い息子は、小学校に上がりしばらくしたら、登校を渋るようになってしまった。
まったく原因は分からない、そして、中学受験して無事合格した、中高でも、欠席が多かった。
その間、ずっと、我が家は夫不在(20年間単身赴任)、私の仕事も忙しく、本当に、悩んだし、辛かった。
でも、不思議と、大学はきちんと卒業でき、仕事にも就けた。
大学は、家から通える距離だったが、本人も家を出たいと言うし、私の方針は18歳で家を出すだったので、家を出て、一人暮らしを始めた。
それから、ほとんど家に寄り付かない(笑)
今は、ちょっと事情があって、家探しを始めたので、少しは連絡を取っている。


私の子育ては間違っていたかしら?
世間の、仲良し親子とは違う、近居の娘ともコロナ以前から、たまにしか会わない。
何でも話すなんてことはない。


専業主婦でなく、手抜きの弁当しか作れなかった、自分に、なんとなく、後ろめたい気持ちを、ずっと引きずってきたのだ。
この本を読んで、少し、自信が持てた。
母子の密着(お互いに期待し過ぎる、甘え、もたれ掛かる、重い関係は決して、真の愛ではない。
かえって、様々な問題を引き起こす。


子育ての目標は、子どもを縛らないこと、解放してあげること!
母は、自分の幸福を考えればよい、母が幸福なら、子は安心する!


私は安心して、自分の生活を楽しもう!
(夫婦の関係も同じではないか?相手を縛らないこと?)


5月22日の朝日新聞beの悩みのるつぼ(人生相談)で、上野千鶴子さんも答えていた。
「子どもは家族を卒業するのが仕事、親は親業を卒業するのが仕事」
「母の人生に責任を持つのは母だけ」



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