葬送の形は違って良い(葬式も変わってきた)
両親を続けて見送って、私自身の望む、葬送の形を考えた。
沢山の、お葬式を経験してきたが(昔は、近所、職場等、少しの知り合いでも顔を出した)
今年は、コロナの影響もあって、家族葬が増えている。(インターネットでリモート葬儀も)
両親のお別れは、父の希望通り、無宗教、親族のみ、通夜はせず、告別式のみ。
(本当は実家でしたかったが、1日1組の一軒家の会場を借りて、ゆったり過ごした)
家族と、少数の親族のみで、20人ほど、読経も焼香も無し。
棺を囲んで、ひとりづつ、お花を入れながら、故人の思い出と感謝を語った。
和やかに、静かに見送る、とても良いひと時だった。
父の後、すぐ後を追うように亡くなった叔父(父の弟)は、田舎で、菩提寺の檀家総代をしていたり、地域との関係が深かったので、お坊様が4人もいらして、参列者も多く、盛大な葬儀だった。
でも、厳かで、丁寧で、とても雰囲気が良かった。
長年、お寺との付き合いがあると、心がこもる仏式も良いものだ。
都内で、地方出身だと、故郷の菩提寺から、ご住職をお呼びする家もあるが、少数で、ほとんどは、葬儀屋さんが手配する初めてお会いするお坊様になる。
今はネットで頼む方も?
形式だけを整える式は、あまり好きではない。
私は、どう送ってもらいたいか考えた。
狭いけど、自宅の和室で、家族だけ、祭壇は要らない、お花に囲まれて、皆に、美味しいものでも食べながら、さようならと言ってもらえれば良い。
そのためにも、家は、いつも綺麗にして、スペースを作っておこう。