ウクライナの悲劇に、無力感を感じる。
ロシアについては、歴史も含めて、解らない。（勉強不足）
ただ、モスクワとサンクトペテルブルグは、観光で訪れて、とても良い印象を受けたので、
残念でならない。

2016年7月、アエロフロートでモスクワ経由サンクトペテルブルグに着いた。
白夜で明るく、涼しかった。
ピヨトール大帝の夏の離宮の庭の仕掛け（噴水や水が出る）は、大掛かりで感心する。

皇帝の権力を感じる、豪華なエカテリーナ宮殿。
エルミタージュ美術館は、見ごたえがある。
（絵画好きな人にはお勧め）
ダビンチ、グレコ、レンブラント、新館には、ルノアール、モネ、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、セザンヌ、マティス、新館は空いていて、ゆっくり堪能、贅沢な時間を過ごせた。

夜は、エルミタージュ劇場で、バレエを観た、皇帝専用の劇場だったから小さいが、目近に見られる贅沢。
モスクワは、クレムリンの武器庫を観たし、赤の広場も、のんびり明るい。
ルーブルが安くなっているため、ラディソン・ロイヤル・モスクワ、5つ星の超豪華なホテルに泊まる。
ロシア料理は、アジアに近いのか、とても美味しかった。
ビーフストロガノフ、ボルシチ、つぼ焼き、キエフ風カツ、ロシアビール。
物価も安く、品物も豊富、スーパーで、チョコや蜂蜜をお土産に、可愛いマトリョーシカは孫に。

そして、ロシア正教の信者、普通の人々がとても信心深い。
修道院では、聖人の柩にキスをして祈る。
どこに行っても、皆、親切だった。
私は、短い観光だけど、とても印象が良かったのだ。
ロシアの印象が悪いものになってしまうのが、悲しい。

セルギエフ・ポサードの至聖三者セルギイ大修道院（世界遺産）で求めたもの
この修道院のお菓子は、とても可愛くて美味しかった。

そして、2019年5月に、ウクライナの隣のルーマニアで、教会が、敵から守るため、三重の要塞に囲まれている（世界遺産）を見て、
ヨーロッパの戦争と侵略の歴史を考えさせられたこと、

2018年6月にクロアチアの隣ボスニア・ヘルツェゴヴィナのモルタルで、
1990年代の内戦によって破壊され復興した、橋スターリ・モスト
（負の世界遺産として登録）を観たこと、
沢山の銃弾跡が残る建物があったことを思い出す。

争いは、無くならないものなのだろうか❓