反ワクチン接種のネット情報💉
<孫チビ子が書いてくれたメモ?6歳児も関心がある問題(笑)>
私が、考えさせられたのは、コロナワクチンの接種に否定的な人が居ることだ。
昔、ジェンナーが種痘を考えだした時、民衆の間で流布していた、種痘に対する得体の知れないものへの恐怖、迷信、噂は、大きなものだった。
時代は変わっても、人の思考は全く変わっていない。
種痘は天然痘の撲滅に貢献した。
だが、種痘後に脳炎を起こす事例が頻発し、「種痘後脳炎」と呼ばれるようになった。
1940年代後半には医師の間では広く知られるようになり、その被害規模は無視できない数にのぼる。
1947年と1948年の強力痘苗だけに限定しても、犠牲者はおよそ600人と推計され、天然痘のこの2年間の患者数405人を超えてしまっていた。
さらに犠牲者のほとんどは乳幼児であり、子供を失ったり、脳の正常な機能が失われ障害者となってしまった子供をかかえた被害者は、接種を強制した日本の行政から何ら援助も保障も提供されなかった。
1958年から世界保健機関(WHO)を中心に痘瘡(天然痘)根絶計画が全世界的な規模で推進され、80年に痘瘡根絶宣言が出されたことにより、種痘の必要性はなくなった。
参照 ウィキペディア(Wikipedia)
コロナワクチンも同じだと思う。
どんなものにもリスクはある。
しかし、リスクよりも、社会全体の利益を考えることを優先するべきでは❓
と私は思う。
ネットで、いたずらに、不安を煽るのは問題だ。
実際、身の回りで、具体的に、ワクチンで酷く具合が悪くなった人が出てきてからにして欲しい。
ネットの噂だけを、鵜呑みにしないで欲しい。
私は、身近にインフルエンザから、脳症や肺炎になって亡くなった人は知っているが、
インフルエンザの予防接種で亡くなった人も、体調崩した人も知らない。
だから、インフルエンザの予防接種はする。
今のところ、私の周りで、コロナワクチン接種で問題が起きた人は居ない。
これだけ、コロナワクチンを打つ人が増えているのだから、必ず、検証され、正しい情報も出るはず。
仮定の予想(妄想?)はいくらでもできる。
実際の検証はまだなのに、やたらと不安を煽る。
実際、接種会場で倒れている人など見ないのに、バタバタ倒れているとか?
高齢者が接種後5年で死ぬとか、高齢者は接種しなくても、普通に寿命で亡くなるだろう?(笑)
まったく関係のない病気の、酷い写真を載せたり。
最も悪質なフェイクニュースは、ワクチン接種によって不妊症になるというものだ。
AFP通信は5月16日に、「新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、不妊症を引き起こす恐れがあるとの偽情報がオンラインで拡散している」とし、
「アメリカでは接種をためらう人も出ており、専門家らはこうした恐怖をあおる主張は事実無根だと説いている」と報じた。
ネットの情報は、アクセスを稼ぐために、架空や過激な投稿があるのは常識だと思うのだが?
それを信じて、ワクチンを避ける判断も自由だが、大きな問題が?
新型コロナの沈静化へのポイントとしてあげられるのが、集団免疫だ。
感染からの回復やワクチンによって、社会の一定割合以上の人々が免疫をもち、ウイルスの感染拡大を防げる状態になることだ。
特にワクチン接種によって集団免疫を獲得することが、新型コロナ抑え込みの決め手となる。
だがソーシャルメディアを舞台に「反ワクチン」が広がることで、接種率が頭打ちとなり、集団免疫獲得の障害となる可能性もある。
集団免疫で必要とされる割合は感染症によって異なり、天然痘の場合は95%、ポリオは85%、麻疹は80%と言われている。
新型コロナの場合、どれだけの割合が必要なのか、まだ明確に解っていない。
そのために、世界中の、なるべく多くの人が、接種する必要がある。
先日の、G7サミットでも、22年までにコロナパンデミックを終息させると宣言し、
そのために必要な世界人口の60%のワクチン接種を加速させるため、安全なワクチンを可能な限り早く、貧困国に届ける。
ワクチン供給の国際的枠組み「COVAX」への支援を確認し、向こう1年間で10億回分のワクチンを供与すると採択された。
もちろん、健康状態によって、ワクチンを打つべきではない人は居る。
接種は、冷静に判断すべきだと思う。
しかし、健康で、働き盛りの人が、反ワクチンのフェイクニュースを信じてしまうのは残念だ。
<柏葉あじさいは濃い色になった>
しかし、今回の、日本中あちこちで見られた
ワクチン予約競争の騒ぎにも、疑問が残った!
両方とも、情報が多過ぎる社会の、問題点か?