『リタイアの心理学 定年後をしあわせに生きる』🌝
暇なばばは、またネットで良い記事を見つけた
サライjpから
60代と80代では大きく変わる? 心理学教授に学ぶ「定年後の人生の歩き方」【リタイアの心理学】
リタイア後に人生を見つめた時に、驚くほど長い時間が残っていることに気づくでしょう。ひとくくりにシニアと言われても実際、65歳と80歳は大きく違います
若い時と同じもの、変わっていくもの
マイナス面だけでなく、知性や幸福度は高まり、人生の実りの時を迎えます
米国カリフォルニア州立大学・心理学部教授のケネス・S・シュルツ氏監修の『リタイアの心理学 定年の後をしあわせに生きる』(日経ナショナル ジオグラフィック社)を参考に、知っておきたい各年代の特徴をまとめてご紹介しましょう
50~60代は「実りの20年」
30〜40代の時より50〜60代のほうが、幸福を強く感じるという調査結果があります。なぜなら、中年期の前半に抱えていたさまざまなストレスから解放されるのがこの時期だから。キャリアの目標を実現した達成感と、子供を独り立ちさせた安堵感があるからです。
現役を退くこの時期は、集中力と決断力を発揮して、長年あたためていた構想を実行に移すときでもあります。
(私の50代は、子どもを独立させ、老後資金を確保する目標があった)
<60代は下記に>
70代は「黄金の10年」
子育てや親の介護といった困難を乗り越えた安心感もあり、幸福感は70代に入ってからも上昇し続けます。
生活の自由度が増し、夫婦関係も心地よく良い意味でお互いを頼りにする年代です。
老いを実感する瞬間はたまにあるかもしれませんが、日常のほとんどのことは支障なくこなしていけます。
その上で「円熟期」に入った手応えがあれば、老化に対する漠然とした不安に悩むことはないでしょう。
祖父母としての務めを果たしたり、ボランティア活動をするなど、目的意識を持つことが、この世代の幸福感につながります。
<私の70代は下記>
80代は「新たな10年」
豊かな人生経験に裏打ちされたあなたの意見や考えに、多くの人が耳を傾けるでしょう。
あらゆる場面で意見を求められるかもしれません。
その反面、若い時に加齢への偏見が根付いている人は、自らの偏見が自分へ向かい、老人性うつ病のリスクが高まることもあります。
その他、一般的な幸福度は健康の問題に直結し、健康管理ができる環境や信頼できる医師がいるかどうかで生活の満足感が左右されます。
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私自身、
50~60代は「実りの20年」だった
今、「黄金の70代」を実感している
これからの課題は80代の「新たな10年」をどう過ごすか
<私の80代の目標は下記>
健やかに長生きする秘訣は、自分のライフスタイルに目を配り、見通しを持つことです。
刺激を求めたり、人づきあいや親密な触れあいを持つことで、余生はいっそう楽しいものになります。
【参考文献】
『リタイアの心理学 定年の後をしあわせに生きる』
(S・シュルツ監修、藤井留美 訳、日経ナショナル ジオグラフィック社)