ピースボートは平和の船🚢(反戦平和・核廃絶)
ピースボート地球一周の船旅 Voyage 117では、「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」と「ウクライナ・ユース・アンバサダー」という2つのプロジェクトを実施した
「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」では、これまで170名を超える広島・長崎の被爆者とともに、船旅を通じて世界各地で証言会を実施し、核廃絶のメッセージを世界に届けてきた
今回は、広島・長崎からの被爆者3名に加え、国外から選ばれたユース2名が非核特使として航海を共にした
世代と国境を越えて核兵器禁止条約への参加を促し、核兵器をなくすための具体的な歩みを強めていく
長崎で被爆した田中熙巳さんは、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の事務局長を計20年務め、現在も代表委員として核兵器廃絶を訴えている
「被爆の実相を世界に知らせることが自分たちの役割」と言う田中さんは、「核兵器の非人道性という言葉が、中身が伝わらず一人歩きしている面があると思うその中身を話していくのが大事だ」と語った
「ウクライナ・ユース・アンバサダー」は駐日ウクライナ大使館の協力を得て行ったプロジェクト
日本に暮らすウクライナ出身の若者10~20代が7名乗船し、船内や寄港地でウクライナの現状を世界に伝え、将来の平和や復興のためにできることをクルーズを通して国際社会に訴えた
