定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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忘れてはいけない認知症リスク!

私の健康長寿だった両親、享年100歳98歳の大往生だったが。
二人とも、最後は認知症の症状が出ていた。
理想は、最後まで、しっかり認知能力があることだが、こればかりは分からない。


内閣府が発表している「平成29年度版高齢社会白書」のデータによると、2012年の認知症患者数は462万人だが、患者数はこれから増大を続け、2025年には約700万人、つまり65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になることが見込まれている。
(宝くじより、当たる確率は高いと思う)
誰でも、認知症になる可能性がある
そのことを考えていない人が多いと感じて仕方がない。
都合の悪いことは考えない?
自分だけは大丈夫と根拠のない自信?
子どもが何とかしてくれる?


認知症といっても、その症状はさまざま。
・記憶力・認知能力の低下
・気分が変わりやすい(情緒易変性)
・怒りやすい(易刺激性)
・無表情になる
・社会的行動が粗雑になる


認知症のタイプによっては次のような症状が現われる。
・幻覚
・妄想
・徘徊(はいかい)
・昼夜逆転
・排泄(はいせつ)の失敗(失禁する、適切でない場所で排便してしまう など)


認知障害や、記憶力の低下だけでなく、こうした症状が現われると、認知症の介護は非常に大変になる。
幻覚や妄想で騒いでしまう、夜間に徘徊して外の危険な場所にひとりで向かってしまう、トイレに間に合わない、お風呂で排便してしまうなどの症状や行動があると介護する家族は大きな不安と負担を抱えることになる。


このように、認知症というのは日々の対応や介護がとても大変になるケースがあることから、介護者が「疲れ切ってしまう」ことも多い。
日々の介護によって家族が疲れ、十分な対応を行えない場合もある。
すると本人もさらに混乱し、行動や症状が深刻化し、さらに介護者の負担になるというような「悪循環」になってしまう可能性も大きい。



私は、両親をホームに入居させて、本人にも家族にも適切な処置だったと思っている。
なぜなら、認知症は「周りの人が適切に対応することにより症状緩和ができる疾患」と言われており、
専門家の適切な介護を受けられることが、本人にとっても一番良いことだと思っているから。
(第三者の方が冷静に対処できる)



私自身も、子どもに負担はかけたくない。(両親も望まなかった)
そのためにも、しっかり経済的に備えておく。


夫婦、親子で話し合って、介護問題、相続、葬儀や墓のことも、きちんと決めておく。


今が楽しければ良いと言うのも大事だが、ある程度の年齢になったら、先を見て、備えることも大事だと思うのだ。

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