定年バンザイ!人生の最高に幸福な時

定年後思い切った断捨離をして、住み替えも、夫と二人の小さな暮らしを楽しむ日々です。

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専業主婦は幸福か?

私ばば70歳は、団塊世代、戦後日本の高度成長と共に豊かになった、ある意味幸福な世代かもしれない。
女性の大学進学も増えてきて、社会に出て働く人も出てきた。


でも、まだまだ、寿退社が当たり前で、結婚や妊娠で退職する人がほとんどだった。
良家の子女の方は、大学卒業前に婚約していて、卒業と同時に結婚なんてことも。
私の友人達も、99%は専業主婦、90%はお見合い結婚
(大学や職場での恋愛組も少し)。


あまり、成績の良くなかったばばだが、景気が良かったから?
働く女性の先輩が多い、固い職場に就職でき、なんとなく定年まで勤めてしまった。
もちろん、苦労はあった、何度も辞めようと思ったが。


前にも書いたが、私の母は、しっかりした人で、自分は戦争中、勤労動員を避けるため、小学校の教師となり、戦後すぐ辞めて、花嫁修業、父と見合い結婚したことを後悔していた。
私に、絶対仕事を続けなさいと言い、子育てを手伝ってくれた。


戦前の農業中心の社会では共働きは当たり前。
(お店や家内工業でも妻は働いていた)
それが産業構造の大きな変化で、雇用労働者が多数派となり、専業主婦と言う名のサラリーマンの妻がどっと生まれた。
とりわけ高度成長政策は、夫たちをモーレツな企業戦士に仕立て、妻には銃後を守る役割が期待され、核家族のマイホームを守る専業主婦は、幸福のシンボルとなる


日本は、夫婦より子ども中心の社会だから、子育て中の女性の満足度は非常に高い
ところが、この幸福は「人生90年」時代では、人生の半ばまでしかもたない。


特に、定年後の、長い夫婦二人の生活で、気持ちが揺れ動く主婦も多いのではないかと感じている。
  <つづく>

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