自由とは選ぶもの『ほどよく孤独に生きてみる』📚
近所の1本だけ咲いた早咲の桜
93歳の現在も、日々診療に向き合う心療内科医の藤井英子医師が、人間関係をすこし離れているくらいでちょうどいいというメッセージを伝える書籍です。日常の暮らしのなかで、心がすこし曇り空の日、雨降りの日など、ふと立ち止まる日に心を軽くする言葉が満載です。
前作『ほどよく忘れて生きていく』の感想にあった「1日誰とも話さない日があってさびしい」という声に、先生がお答えするかたちで、「ほどよく孤独に」というメッセージが生まれました。
人間関係も、人の目も、情報も、
「すこし離れている」くらいでちょうどいいのかもしれません。
<目次より>
◎「属さない」自由
◎近い人ほど「あっさり」
◎気が合わないのは「あたりまえ」
◎「友だち」より「話し相手」
◎「人の噂」は半日もたない
◎恨みは「忘れる」ではなく「かき消す」
◎いつだって「これから」を話す
◎過去は「アルバム」にだけ
◎「まあいいか」で生きていく
◎自分にこそ「よく頑張りました」
93歳の先生は言う
「ひとり」だから自由になれるし、人に優しくなれます
人間関係は、無ければ寂しく、あれば煩わしいもの
程よい孤独なら、心を「ちょうど良く」してくれます
「人は生まれるときもひとり、死にゆくときもひとり」
孤独になることを恐れないこと